アプローチ虎の巻〜1Yアプローチの意図〜

ゴルフ

こんにちは、さけです。

前回の記事からアプローチ虎の巻をスタートした。

まだ読んでいない人は下のリンクから一読して欲しい。

はじめに何を記事にしていくかと言うと、真剣にゴルファーに取り組んでいる人であれば一度は耳にしてたことがあるであろう、1Yアプローチについて記事にしていきたい。

1Yアプローチについては個人的にこの一年で大きくアプローチが成長した要因であると感じている。

この記事を読んで読者の人に何を理解してもらいたいかと言うと、「何を目的として1Yアプローチの練習をするのかを明確にして3ヶ月練習に取り組むことの意味」である。

ただ続ければうまくなると言うのも間違ってはいない。(私は目的はわからないが1年続けた結果、途中からこれからの記事の内容を自分で感じるようになり、アプローチは上達した。)ただ目的が明確になっていればもっと短い期間で効果が表れるし、何より続けるモチベーションになるはず。

是非この記事を読んで、真剣に上達したいアマチュアゴルファーは1Yアプローチを自分のものにして欲しい。

早速主観モリモリだが1年間続けた自分だから語ることができる1Yアプローチについて。

一番これが気づきにくかったが身体を使ってボールを打つ感覚を身につけることができること。

1Yの短い距離を打とうとすると、手打ち、自分の感覚で言うと肩から先で打とうとするとどうしてもばらつきが出る。

うまく打てる時もあるけど、トップしたりざっくりしたりすることも少なくない。

なので大きな筋肉を使って毎回再現性が高いアプローチを身につけることが狙いである。

これも自分のイメージでの説明になってしまうのだが、以下のイメージで打っているので参考にして欲しい。

  • 背中で打つ(肩甲骨の中心):自分の意識を腕の方ではなく、背中引っ張られる感じで打つ
  • 切り返しのリズムを意識する:自分でヘッドを動かすのではなくて、ヘッドの重さの速度で打つ、決して自分で加速したりしない、毎回ヘッドの振り子の速度を乱さないこと。特にトップに到達してからインパクトに向けて自分で加速しがちだけど、グッとヘッドの加速が下向きになるまで待って、降り始めたら背中でついていくようなイメージ。
  • 目線はずっと最初のボールの位置:これはヘッドアップを避けるため。極端にやるためにボールを見ずに視線を残し続ける。

そして上記のイメージで練習を続けていると、上達するのはアプローチだけではない。

他のアイアンショットにも通じるものがあるので、合わせて上達すると思う。

現に自分は、この1年間練習場で58°とドライバー以外のクラブをほとんど打っていない。

つまり他の番手はラウンドでしか打っていないのだが、全く問題なく打てている。練習をしているのだけどなかなか上達しない人、騙されたと思って一度1Yアプローチのみに取り組んでみてはいかがだろうか。

これは想像しやすいと思うのだが、同じことを繰り返しているのでキャリーの距離感があってくる。

ただ一点伝えたいのが、この距離感というのは1Yに限る話ではないということだ。

2〜20Yくらいのキャリーの距離感があってくるということ。

これも自分のイメージになるのだが、例えばゴミ箱に物を投げるときに、いちいち腕の振りかぶりはこのくらいで、手首の開始の角度はこのくらいで、と意識しながら投げ人は少ないはず。大体過去の経験からなのか、何も考えずに投げて大体距離は合うのではないだろうか。

1Yアプローチを続けていると、アプローチもこの感覚に近くなってくる。

練習では1Y(といっても実際には2〜3Yくらい)をひたすら打つだけなのだが、実際のコースで1Yキャリーを打つ機会はほとんどない。だが不思議なことに1Y(2〜3Y)以外の距離も距離感が合っているのだ。

12ヤードにキャリーさせてと考えたときに、普段は12Yキャリーを打つ練習などしていないのだが不思議とキャリーがあってくる。

これがまさしく冒頭で話した、ゴミ箱に物を投げる距離感が物を投げると言う経験を通じて自然と身につくことに似ているように感じる。

もっと言うとアプローチを打つときに何Yと定量的には意識はしていない。

ただキャリーするをさせたい場所を明確にして、その場所にキャリーさせることだけを意識して、振り幅などは特に考えずに打つと自然と落としたい場所にキャリーができるようになってくるのだ。

最後は精神論になるのだが、これも自分の中ではとても大きな収穫であったと同時に、読者の皆様がアプローチをミスしてしまう一番の原因なのではないかと思う。

一つ前の記事でも説明したんだけど、練習で上手にアプローチできるのにコースだと失敗してしまうのは、シンプルだけど不安だからだと思う。

もし毎回の練習でアプローチに半分以上の時間をかけている人であれば、自分と同じようにコースでもアプローチをできるのではないだろうか。

そうじゃない人はシンプルに練習でアプローチを打つ回数が少ないことが多分原因。

自分は1Yアプローチを続けてきて、コースでアプローチをする時に、「まあ毎日アプローチやってるし、余裕でしょ。あの辺にキャリーさせよっと。」くらいの余裕を持ってアプローチをするようになった。

こんな風に考えるようになってから明らかにアプローチのミスは減った。

詰まるところアプローチのクラブを握った時点で「ダフったらどうしよう」「トップしたらどうしよう」とか不安を感じているうちはまだまだ練習が足りてないだけだと思う。

ひたすら1Yアプローチをやってるとアプローチは怖い物ではなくて、遠くのゴミ箱にティッシュを投げるくらいの、ちょっとだけワクワクする楽しい物に感じるようになってくるはず。

もし不安な気持ちはないけどミスが出ちゃう人は是非コメントで教えて欲しい。

今日の記事は具体的に1Yアプローチで何を目的にしているのかを書いてみた。

自分もそうなのだが、何を目的にやっているのかがわからないのでやるのがすごく苦手。(だからこの記事の内容を知らずに1年続けたのはかなりモヤモヤしてた。)

この記事を見て、こんな効果があるならやってみようと思ってくれたら幸いだ。

本日はここまで、それではまた!

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